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2014年08月29日

(88)OKウィンドウ


一つの例をご紹介します。

型トラックというのはキャビンが高いのです。目の位置は
大体地面から2mくらいとなります。

ミラーで全部見えるようにしたいところですが、死角が
どうしてもできてしまいます。ドアの真下です。ここは、
どうあがいても見えないのです。

ドアの下に窓をつけたい。この窓をOKウィンドウと呼んで
いました。

ところがガラスを開閉させるためにリンク機構などの
メカをドアに入れなければなりません。それ以外の
ところだったら小さくなってしまいます。

大きくしようとすると上下にガラスを動かすのではなく
引き戸にするという方法があります。しかし、引き戸
となると常に空いている部分は小さくなってしまいます。

助手などが上半身を乗り出して後を確認することなど
できなくなってしまうのです。

(by TomUi、 2014年8月29日)
posted by TQE at 04:13| まじめな雑談「品質工学」

2014年08月28日

(87)安全と信頼


しばらくして、また、若者の代表がやってきました。

  「皆で話して『安全と信頼』,これでいくことにしました。」

安全については政府からの規制があります。どこの企業でも
ぎりぎり規制を満足することでやっているわけです。

ところが彼等は,

  「俺たちの技術でできることは全部やりたい。
   法律なんか関係ない。それをやりたい。」

二つ目は信頼,これはいわゆる信頼耐久性ではありません。

  「運転手さんの奥さんにとって、うちのお父さんは
   いすゞの車で仕事をしているから安心とか、荷主さんは
   いすゞの車に荷物を載せたから予定通り約束の時間に
   ちゃんと着くという信頼です。」

私自身も「信頼」ということばが大好きだったので「いいよ。」
と話しました。

彼らは、単に思いだけでなく、具体的に行動に移していった
のです。そして、いくつかのすばらしい成果が出たのです。

(by TomUi、2014年8月28日)
posted by TQE at 03:35| まじめな雑談「品質工学」

2014年08月27日

(86)若い技術者の熱い議論


全部のプロジェクトをやるという方針を示したところ、
幸いなことに、とても良い方向へと向かっていきました。

何人かの若い人たちが、知らないところでわいわいがやがや
議論していたらしいのです。そして、
   「稲生さんのところへ提案しに行こう。」
という話になり、代表がやって来ました。

  「フルモデルチェンジのたびに、世の中の流行とか
   競合他社との比較で目標値を決めているというのは
   何かつまらない。技術者として面白くない。
   どんなことがあってもこれだけは譲れないと言う
   俺たち技術者としての信念で車を作って見たい。
   やってもいいか。」

  「いいよ。だけど人は3分の2に減らされるし
   金も無い。休みの日にやってくれ。」

しばらくして、また、その代表がやってきました。

(by TomUi、2014年8月27日)
posted by TQE at 05:13| まじめな雑談「品質工学」