品質工学を使い始めてから何年も立つというのに
「手順どおりにやって最適条件をみつけてはい終わり」
という人をみかける。
そこそこの効果は出るだろうがその後の進歩がない。
パラメータ設計を行うプロセスのなかで、今までの知見
をもって技術的にデータを徹底的に考察する姿勢が必要
である。
パラメータ設計は道具でしかない。
その道具を使って技術力を高めることが企業にとって
大切である。
また、パラメータ設計という道具で、きらりと光る技術力
を蓄積するという過程のなかで技術者が育っていく。
目にみえにくい大きな効果も重要視する必要がある。
(by TomUi、2014年3月31日)