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2014年03月31日

決められた手順どおりにやるだけのパラメータ設計になってはいけない


品質工学を使い始めてから何年も立つというのに
「手順どおりにやって最適条件をみつけてはい終わり」
という人をみかける。

そこそこの効果は出るだろうがその後の進歩がない。

パラメータ設計を行うプロセスのなかで、今までの知見
をもって技術的にデータを徹底的に考察する姿勢が必要
である。

パラメータ設計は道具でしかない。

その道具を使って技術力を高めることが企業にとって
大切である。

また、パラメータ設計という道具で、きらりと光る技術力
を蓄積するという過程のなかで技術者が育っていく。


目にみえにくい大きな効果も重要視する必要がある。

(by TomUi、2014年3月31日)
posted by TQE at 04:08| 今週の言葉

2014年03月28日

(16) 自信をもって自動車操縦性を語る


なぜ浮き浮きしたかというと、この説明をすると大抵の人は

  「いやー、素晴らしいやり方をしていますね。」

と感動するのです。

だから、今回も感動していただけると思い自信満々で説明を
しました。

  この方法は実は飛行機からきた評価法です。

  皆さんが崖の上の道を運転していて目の前にカーブが
  見えるとします。

  瞬間的に計算してハンドルを例えば90°切るとスーっ
  と曲れるはずだなと考えて切ってみます。

  ぴったりいく場合もあるが少し切り足りないときも
  あります。そうすると、外にでていってしまいます。

  そして、切り足します。切り過ぎてしまったときは、
  入り込みすぎるので戻します。

  大抵、人間というものは、やり過ぎるとあわてます。
  足りないときは冷静に対応できるものです。

  目の前にまた崖がくる、いけないと思って戻す。
  今度は、山が 見えてくる。段々と振幅が大きく
  なってきます。

ドライブ.jpg


(by TomUi、2014年3月28日)
posted by TQE at 04:19| まじめな雑談「品質工学」

2014年03月27日

(15) 魅力的な操縦安定性の新評価方法



操縦安定性の評価方法は色々あるのですがどれも安定
しないので困っていたところでした。

計測器ではとても測れないような測り方をすることが
あります。例えばドライバーがカーブを曲るときに
どうしてもお尻の左の山がヒヤッとする。これは
直さなければならないなどです。

そのような世界なのでなんとか定量的に操縦安定性を
評価できるものさしが欲しいということで、すぐに
飛びつきました。

 稲生_是非やらしてください。

 田口_委員会にきて操縦安定性をどのように評価
    しているか最初に稲生さんから説明してください。

 稲生_わかりました。

私は、浮き浮きして答えました。


(by TomUi、2014年3月27日)
posted by TQE at 07:30| まじめな雑談「品質工学」