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2013年09月30日

(56)直交表の実験で成功するための評価特性

直交表の実験で成功するにはどうすればよいか?

交互作用の小さい評価特性を見出すことである。
それが機能性のSN比だと品質工学は考えている。

それも、

目的特性の静的SN比より、
  目的特性の動的SN比の方がよい。

目的特性の動的SN比より、
  基本機能(generic function)のSN比の方がよい。


田口玄一、矢野宏:技術開発のマネジメント、日本規格協会、
1996年3月20日、p.247

(先達から学んだ言葉、by TomUi、2013年9月30日)
posted by TQE at 04:58| 今週の言葉

2013年09月27日

CAEとL36によるスイッチ可動接点形状の最適化(7)


それぞれの可動接点の変位をM、その
変位量によって増加する接触力をyとし、
y=βMのゼロ点比例式を理想状態とした。

後で述べるが、3箇所の可動接点、(1)、
(2)、(3)は誤差因子として取り扱う。


130927-理想状態.JPG


(by TomUi、2013年9月27日)
posted by TQE at 05:04| パラメータ設計

2013年09月26日

CAEとL36によるスイッチ可動接点形状の最適化(6)

スイッチ可動接点形状の最適化をする上で
次に示す三つのツールを使う。


130926-最適化に向けた三つのツール.JPG



1.接点圧などの品質特性ではなく、
機能性評価の測度であるSN比を使う。

2.試作品を作らずに、シミュレーション
を用いて最適化
する。

3.直交表を用いて、最適条件が量産、
市場で再現性のあるものかチェック
する。


(by TomUi、2013年9月26日)
posted by TQE at 06:28| パラメータ設計