keijiban.bmp コラムTQE よろず掲示板はこちら(閉鎖中)

コラムTQEや品質工学以外の書き込みが多数投稿されておりますので,
掲示板はしばらくの間,閉鎖いたします.

2013年04月30日

(35)品質工学はもぐらたたきとは違う



品質工学は設計段階でいろいろな問題を見つけるのであり、
もぐらたたきとは全然違う。

もぐらたたきでは偶然もぐらが出なければたたけない、
つまり何も得られない。

しかし、品質工学では、もぐらが出ないときには、すでに、
その段階で相当のことが得られているのである。

(先達から学んだこと、by TomUi、2013年4月30日)
posted by TQE at 05:51| 今週の言葉

2013年04月26日

(4) 標準SN比を使う上で注意すべき点


標準SN比が提案されてから10年以上になり,適用事例
から従来のSN比よりも利得の再現性が向上したことが
実績として現れています。

しかし、慣れてくると簡単に使えるSN比だけに,単に
品質特性をデータとしてとらえて失敗している例も多い
ようです。

標準SN比を適用するときは、以下に配慮すると良い
でしょう。

標準SN比での注意点.JPG


まず,標準SN比であってもエネルギーの平方根と
なるデータを信号,出力にとることを念頭におくと
いうことです。

これは基本機能のところで学んだことと同じですが,
「あらゆる機能はエネルギーの変換である」という
ことに着目して技術の働きをエネルギーの観点でみる
ということです。

また,信号はユーザーの使用条件で、しかも出力に影響
があって欲しいものと言う原則は同様です。

(by TomUi、2013年4月26日)
posted by TQE at 05:18| 標準SN比

2013年04月25日

(3) 標準SN比は二段階設計の徹底

ITTキャノンの事例は年間3万ドルの売り上げに
つながると予想したほど大きな改善に結びついた
ものです。

そのような事例に対して田口玄一氏が「間違っている。」
と指摘した理由は何だったのでしょう。

それは,パラメータ設計を行う上での基本である
2段階設計に必ずしも合致していなかったからです。

2段階設計とは次のステップを踏んだ設計です。

130425(2段階設計).JPG


しかし,ITTキャノンの事例でのSN比の計算に,
第1段階目のロバストネスの設計に2段階目の
チューニングが一部入り込んでいます。

(ピュアな)ノイズによるばらつきだけを取り出して
SN比により最適化し,そのあとで信号の影響を
N0(標準条件)だけで合わせ込むという主張から
出てきたのが標準SN比です。

なぜ,標準SN比で2段階設計の徹底を図るのかというと,
効果の加法性を追求するためです。

(by TomUi、2013年4月25日)
posted by TQE at 05:15| 標準SN比